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関西支部テーマ活動研究

GT22

"THE SONG OF THE SALMON"

 『サケ、はるかな旅の詩』

あらすじ

川床のじゃりの奥深く、芽生える命。透き通る小さな体が次々に卵の殻を破る。稚魚は育っていく。めぐり来た二度目の春、サケの幼魚は輝く銀に変わる。「旅がしたい」。下流へ、下流へ、サケは泳ぎつづける。河口だ。いざ広い海峡へ。サケは、大きく、たくましく育っていく。夏の終わり、はせるふるさとへの思い。帰る三年子を急流がはばむ。生き抜いたものたちが先を争い、川床のじゃりに産卵し、骸となり森を育む。

 それは、サケの詩。いにしえよりくり返される、神秘にみちた命のいとなみ。

 「さあ、泳ぎだせ、どこまでも。さあ、泳ぎだせ、かなたへと。」

みなさん、こんにちは!関西支部テーマ活動研究、通称テマ研です。テマ研は今年度で22期、すなわち22年目を迎えました。今年度のテマ研は『一人ひとりが想いを持ってくるテマ研』を合言葉に、9名という少なめの人数の中、それぞれの考えや意見、想いをぶつけ合っています。発表ライブラリーは『サケ,はるかな旅の詩』です。ライブラリーの言葉、音、絵本など様々な面から読み解き、自分たちの想いを乗せた発表をしたいと思います。

関西支部テーマ活動研究代表 じげん   

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